当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
スーパーキャリイの荷台に何か付けたいけれど、『種類が多すぎて、どれから選べばいいか分からない』と迷っていませんか。
結論から言うと、最初に決めるのは「雨から守るか」「床を守るか」「長い物を載せるか」の3つのうちどれかです。そのうえで、スーパーキャリイ用として作られた物を選べば、大きな失敗はしにくいんです。
ここでは定番の荷台カスタムを、用途ごとに比べられるようにまとめていきます。
荷台カスタムはまず何から決める?
荷台カスタムは「何を守りたいか」で選びます。雨と盗難ならハードカーゴや幌、床の傷なら荷台マット、長尺物なら鳥居やキャリアです。
『全部付けたい』という方もいますよね。気持ちは分かりますが、付けるほど重くなり、積める荷物は減っていきます。
| 目的 | 主な選択肢 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 雨・盗難から守る | ハードカーゴ、トノカバー、幌、キャノピー | 工具や資材を積みっぱなしにする |
| 床を守る・滑り止め | 荷台マット、ゴムマット、荷台シート、ガードマット | 農機具や重い資材を積む |
| 長い物を載せる | 鳥居(やぐら)、ワークキャリア | 脚立や長尺の資材を運ぶ |
| 工具を整理する | ツールボックス、ツールロッカー、荷台ボックス | 現場で道具をすぐ出したい |
| 後ろを活かす | 荷台延長キット、ワイドリアゲート、ゲートプロテクター | 長尺物をはみ出して積む |
スーパーキャリイの荷台は、長さ1,480mm・幅1,410mm・高さ290mmです(2026年1月改良後・スズキ公式諸元)。荷台の数字の詳しい話はスーパーキャリイの荷台サイズと積載量で書いています。

キャリイ用の部品は付けられる?
ここがいちばん間違えやすいところです。
スーパーキャリイはキャリイと同じDA16Tですが、キャビンが後ろへ460mm広がっています。そのため、荷台の上の長さはキャリイの1,940mmから1,480mmに短くなっています。
「DA16T用」と書かれたキャリイ用の幌やハードカーゴを買って、長さが合わないことがあります。荷台の長さに合わせて作る部品は、スーパーキャリイに対応しているかを商品説明で確かめておきましょう。
| 部品 | キャリイ用をそのまま使えるか |
|---|---|
| 幌・ハードカーゴ・トノカバー | 長さが違うので、スーパーキャリイ用を選ぶ |
| 鳥居(やぐら) | キャビンの形が違うので、スーパーキャリイ用を選ぶ |
| 荷台マット | 長さが違うので、専用品か切って使う物を選ぶ |
| ゲートプロテクター | アオリの幅は同じなので合う物もある。適合表で確かめる |
例えばこんな場面です。
「同じ型式だから、知り合いのキャリイの幌が使えるよね?」
「荷台の長さが違うから、たぶん余っちゃうよ」
型式だけで判断せず、車名と荷台の長さで適合を見るのが確実です。

ハードカーゴ・幌・トノカバーはどれがいい?
荷台を雨から守るカスタムは、大きく分けて3種類あります。どれも荷台を覆う物ですが、使い勝手はかなり違うんです。
| 種類 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| ハードカーゴ・キャノピー | 硬い屋根で雨や盗難に強い。荷物を積みっぱなしにしやすい | 重く、背の高い荷物は積みにくい |
| 幌 | 開け閉めが楽で、やぐら型なら高さも取れる | 布なので盗難には弱い |
| トノカバー | 軽く、荷台の高さで平らに覆える | アオリより高い荷物は覆えない |
ハードカーゴのような硬いカバーは、工具や資材を積んだまま現場を回る方に向いています。
幌は、純正の幌セットのほか、ラクホロのような開け閉めしやすい製品もあります。屋根を付けるやぐら型にするか、荷台の高さに合わせた平らなカバーにするかで、積める物の高さが変わります。
『幌を自作したい』『トノカバーを自作できないかな』という方もいますよね。自作もできますが、走行中に風であおられないよう、固定をしっかりしておきましょう。
やぐら型の幌やキャノピーを付けると、荷台の荷物の上限は覆いの高さになります。スーパーキャリイは全高1,885mmなので、キャビンより高い覆いにすると、駐車場の高さ制限にかかりやすくなります。
荷台マットはどれを選べばいい?
荷台マットは、地味ですが付けて後悔しにくいカスタムです。
床の塗装を守り、荷物が滑りにくくなります。重い農機具を積む方なら、まずここから始めてみてください。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ゴムマット | 厚みがあり、重い物の衝撃に強い |
| 荷台シート | 薄くて軽く、汚れたら洗いやすい |
| ガードマット | アオリの内側まで覆うタイプがある |
| マックスライナー・ラプターライナー | 床にぴったり合う成形品や、塗って作る保護層 |
スーパーキャリイはフロアがキャビンの下まで続いていて、荷台フロア長は1,975mmあります。マットもキャビンの下まで敷けるかどうかで、使いやすさが変わります。
- スーパーキャリイ対応の長さかを確かめる
- キャビン下の奥まで敷ける形かを見る
- 水抜きの穴をふさがないかを確かめる
- 重さが積載量の負担にならないかを見る
鳥居(やぐら)やワークキャリアは必要?
長い物を運ぶ方には、鳥居が便利です。キャビンの後ろに立てるガードで、長尺物を上に渡して載せられます。
『ハシゴや脚立を運ぶから付けたい』という声はよく聞きますね。
ワークキャリアは、荷台の上に骨組みを組んで、荷物を2段で積めるようにする装備です。脚立や長い資材を上に、道具を下に積み分けられます。
- スーパーキャリイ用か、キャビンの形に合うかを確かめる
- 載せたい物の長さと重さを書き出す
- 鳥居の耐荷重を製品の説明で見る
- 取り付けの穴あけが要るか、ボルト留めで済むかを確かめる
鳥居を付けると、キャビンの後ろの窓をふさぐ形になる製品もあります。後ろの見え方が変わるので、ルームミラーの見え方も一緒に確かめておきましょう。
屋根の上に載せるキャリアを考えている方は、ルーフキャリアの選び方も見てみてください。
ツールボックスや荷台ボックスはどう置く?
工具箱を荷台に積みっぱなしにしたい方は、ツールボックスやツールロッカーが役に立ちます。
ここで考えたいのは、置く場所です。荷台長1,480mmのうち、ボックスに取られる分だけ荷物を積む場所が減ります。
| 置き方 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| キャビン側に横置き | 長尺物の邪魔になりにくい | 荷台長がその分短くなる |
| アオリに沿って縦置き | 前後の長さを残せる | 荷台の幅が狭くなる |
| 荷台の下に付けるタイプ | 荷台の上を広く使える | 取り付けの手間がかかる |
実は、スーパーキャリイはキャビンの中にも物を置ける場所が多いんです。シートの後ろのシートバックスペースや、オーバーヘッドシェルフがあります。
荷台に出す物と、キャビンに置く物を分けるだけで、ボックスは小さく済むこともあります。キャビンの収納はスーパーキャリイの収納でまとめています。
『コンソールボックスも付けたい』という方は、キャビン内の装備として選ぶ形になります。
荷台延長やリアゲートで気をつけることは?
荷台延長キットやワイドリアゲートは、アオリを下げた後ろ側を活かす装備です。
長い物をはみ出して積めるので便利ですよね。ただ、はみ出して積むと決まりごとが出てきます。
積める長さは、2022年5月の改正後は車の長さの1.2倍までとされています。はみ出し方の条件もあるので、警察の案内で確かめておきましょう。
荷台に部品をボルトで固定すると、車の形や重さが変わる場合があります。大きな部品を付けた時は、車検に通るかを販売店や整備工場に聞いてみてください。
ゲートプロテクターは、アオリの上端を傷から守る部品です。荷物を出し入れする回数が多い方なら、付けておくと安心です。
- アオリの開け閉めの邪魔にならないかを見る
- テールランプやナンバーが隠れないかを確かめる
- はみ出して積む時の長さが決まりの中に収まるかを見る
特に気をつけたいのが、ナンバープレートとテールランプです。荷物や部品で隠れると、後ろの車から見えにくくなります。
ヒューズボックスの場所は?
荷台に作業灯や電源を付けたい時、ヒューズボックスの場所が気になる方も多いはずです。
スーパーキャリイの電装の位置は、取扱説明書の「ヒューズ」の項に図で載っています。電源を取る作業は、配線を間違えると故障の原因になります。
Xには、LED荷台作業灯が最初から付いています。Lには付いていないので、後から付けるか、Xを選ぶかで考えてみてください。装備の違いはスーパーキャリイのXとLの違いで比べています。
取扱説明書の見方はスーパーキャリイの取扱説明書で紹介しています。カスタムの予算も含めて買い方を考えるなら、スーパーキャリイの値引き相場も参考にしてみてください。
荷台カスタムはどんな順番でそろえる?
『一度に全部そろえると高くつく』という方も多いはずです。
荷台カスタムは、使いながら少しずつ足していく方法もあります。最初に付けた物で困ったことが分かってから、次を選ぶほうが無駄が出にくいんです。
- 荷台マットで床を守る
- ロープやラッシングベルトで固定の道具をそろえる
- 雨の日に困ったら、トノカバーや幌を考える
- 長い物を運ぶ機会が多ければ、鳥居やワークキャリアを足す
- 工具を積みっぱなしにするなら、ボックスやハードカーゴを考える
この順番だと、最初は軽い物から始められます。重い装備は本当に必要になってから付けるので、積める荷物の余裕も残しやすくなります。
例えばこんな場面です。
「幌とボックス、両方いる?」
「雨の日に積む物があるかで決めよう。最初はマットだけでもいいと思う」
| 使い方 | まず付けたい物 | 後から考える物 |
|---|---|---|
| 農作業 | 荷台マット、ゴムマット | 幌、鳥居 |
| 建設・設備の仕事 | 鳥居、ツールボックス | ハードカーゴ、ワークキャリア |
| 趣味・キャンプ | 荷台マット、トノカバー | キャノピー、荷台テント |
| 配達・運搬 | 幌、トノカバー | 荷台延長、ワイドリアゲート |
ハイゼット ジャンボの荷台用部品と迷う方もいますが、メーカーが違うので形も寸法も別物です。車選びの段階で迷っているなら、スーパーキャリイとハイゼット ジャンボの違いも見てみてください。
車全体の大きさと荷台の数字は、スーパーキャリイのサイズ一覧にまとめています。
よくある質問
キャリイ用の幌はスーパーキャリイに付けられますか?
そのままでは長さが合わないことが多いです。スーパーキャリイの荷台長は1,480mmで、キャリイの1,940mmより短いので、スーパーキャリイ対応の製品を選びましょう。
ハードカーゴと幌はどちらがいいですか?
荷物を積みっぱなしにして盗難や雨を防ぎたいならハードカーゴ、開け閉めの手軽さや軽さを取るなら幌が向いています。
荷台マットは必要ですか?
必須ではありませんが、床の塗装を守り、荷物が滑りにくくなります。重い物を積む方なら付けておくと安心です。
鳥居を付けると車検に影響しますか?
製品や付け方によって変わります。ボルトで固定する大きな部品を付けた時は、販売店や整備工場に確かめておきましょう。
荷台カスタムで積載量は減りますか?
最大積載量350kgは変わりませんが、付けた部品の重さの分だけ、積める荷物の余裕は減ると考えておきましょう。
まとめ
- 荷台カスタムは「雨を防ぐ」「床を守る」「長い物を載せる」のどれかで選ぶ
- スーパーキャリイの荷台長は1,480mmなので、キャリイ用は長さが合わないことがある
- 鳥居もキャビンの形が違うので、スーパーキャリイ用を選ぶ
- 付けた部品の重さで、積める荷物の余裕は減る
- 大きな部品をボルトで固定する時は車検に通るかを確かめる





コメント